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清家農園みかん山通信(171号)令和7年6月号

 四国地方が昨日梅雨入りしました。5月半ば過ぎから、爽やかとは言えない雨の日が多く、すでに梅雨入りしているのではと感じていました。暑い日や寒い日が交互にあったので、羽毛布団の始末に四苦八苦でした。お陰で庭はジャングルと化し蔓延(はびこ)ったドクダミを蹴飛ばしながら駐車場から玄関に進まなければなりません。畑に蒔いた空芯菜の種は草に負けて芽が出ずレタスと大葉は芽が出ても大きくならず、先日やっと草を退治して種を蒔き直しました。雨を吸って超スピードで育って貰いたいです。きゅうり・トマト・ナス・ズッキーニ・チンゲン菜
小松菜・とうもろこし・カボチャ・さやいんげん・唐辛子は今のところ順調です。
愛媛県はみかん生産量が令和6年度は、残念ながら和歌山に次いで2位となってしまいましたが(愛媛と静岡は毎年生産量でデッドヒートを繰り広げています)
ハマチは3位、鯛は日本一、そして裸麦の生産量も日本一です。
6月といえば麦秋、黄金色に熟れた麦畑がお日様を受けて輝いている光景はうっとりするほど美しい景色です。吉田町は少しの田圃(たんぼ)以外はみかん山ばかりで平地が少なく、すぐ海が迫っていますので、麦畑の光景を目にする事は出来ませんが、夫が通院していた松山市の郊外と隣接する重信町は麦の産地です、昨年6月、高速を降りて癌センターに近付くとゴッホの絵も顔負けの明るい麦畑が拡がっていました。「きれいだねきれいだね」と言いながら眺めた麦の輝きと、末期の癌と対峙し、少しやつれた夫の運転席の横顔が今でもオーバーラップして浮かびます。
日頃いつもあたふたしているのでしんみりしている余裕がないのですが、夫が逝って1年近く経った麦秋になって、やっと、あれもしてあげればよかったこれもしてあげればよかったと気が付きました。「スパゲッティが食べたい」と言っていたのに忙しいからとうどんを食べさせたり、入院する前に辛そうだったのに、背中を擦ってあげているうちに眠くてすぐ眠り込んでしまったり、もっと座り心地が良い高い座椅子を買ってあげればよかったのに買ってあげなかったり、喧嘩をしても謝らなかったりetc数えあげればきりがない程です。自分でも良妻とは程遠い連れ合いだと自覚はしていましたが、「後悔先に立たず」が身に沁みます。
 そうは言っても毎日反省し、辛がりながら働くばかりしているわけではなく
昨日は同じ宇和島市にある、四国最大の日本庭園である南楽園の「菖蒲まつり」に俳句仲間達との吟行に行ってきました。紫、白ピンク、青 黄色 斑点入り
微妙な色合い とそれはもう別世界に紛れ込んだような美しさでした。日頃の煩わしさを忘れ夢心地のあと、バラ園にも寄り幸せなひと時でした。その後が大変、昼食もそこそこに貧しい脳の引き出しから言葉を絞り出し苦吟。楽あれば苦有りです。でも明日からまた頑張ろうと思えたとても楽しい息抜きでした。それにしてもお粗末な句を恥ずかしげもなく載せてすみません。

とりどりの個性麗(うるわ)し花菖蒲