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清家農園みかん山通信(105号)平成26年12月号

 まだずっと先の事と思っていましたが、無情にも1年の最終章、12月となりました。師走にしては暖かくみかんを収穫するにはとても楽な気温です。こんな小春日和ばかりではなく、冷たい風が谷を渡ってみかん山に吹き付け、悴んだ手に息を吹きかけながらみかん穫りをする日も過去多々ありましたがここ数年は、地下足袋を通して足がジーンと冷えてくるような寒い日が少なくなりました。日本も含めて地球のあちこちでは荒々しくなった気候による気候難民が増えているとか。乾燥による砂漠地帯の増加、温暖化で水没しつつある島国、季節外れの大雪など、情報が発達したので世界の出来事が瞬時に判ってしまう結果だけとは言い切れないものがあるような気がします。「100年前の人達も同じことを言っていたのでそう心配することはない」と言う人もいますが100年前と決定的に違うのは人間が原子力を持ってしまったことかもしれません。何しろ原発から30キロ圏内に住んでいますので原発事故への恐怖はとてもリアルなのです。ご飯も立って食べようかという程忙しい12月14日は選挙の投票日です。一箱でも多くみかんの箱詰めをして皆様にお届けしたい日なのですが、子や孫の世代が困らないようしっかり考えて投票しなければと思っています。運賃、ダンボール箱、肥料 農業関連物資のすべて、日常の生活物資、ほとんどが値上がりしました。しかし年金額は下がるばかり。一般庶民はどうやって暮らしを守ればいいのでしょうか。でも私達が負の遺産を残せば次世代の人たちが苦しまなければいけなくなるでしょうし。痛し痒し。いい案をみんなで真剣に考え実行しなければなりません。先日テレビで、不労所得(株やFXの成金?大家さん?)やIT関連で暮らす若い超富裕層が税金の安いシンガポールに籍を移し社交グループを作りゴルフやポルシェ愛好会などでセレブ生活を楽しんでいるのを見ました。ほんの一握りの人達とは思いますが国民の義務の納税まで逃れて優雅な暮らしを優先する姿は、人としてあるべき姿とは思えませんでした。貧乏人のひがみと言われればそれ迄ですけれど、私の周りの方々は皆一生懸命真面目に働いて糧を得、税金を払っている方ばかりなので、大金持ちに厳しい見方きり出来ないのかもしれません。同じアジア(カンボジア)住まいでも地雷処理&地域支援で頑張っている高山良二さん(愛媛の隣町出身)のような方もいるので人間捨てたものではないのかもしれませんけれど。師走だというのに文句ばかりでごめんなさい。暖かいと書いている内に、今日は震えるほど寒くなってきました。矢張冬になったのだと思い知りました。恥ずかしながらやっと冬物を出しました。お昼に夫が茶の間で「寒いっ」と怒っていました。明日はホットカーペットも出さねば。無農薬で作っている家の前の七色畑の葉っぱをのんびり食べていた青虫達もこの寒さにさぞびっくりしていることでしょう。今、生き残りの蚊が力なく眼の前に飛んできたので容赦なくバチッと叩きました。幸い蚊に生まれなかったのでいきなりバチッとやられないで済んでいますので「しぶとく生き残ってやろうじゃないの」と思っています。まだ遊びたい盛りの六十路ですのに、毎日働く日々なので、いつかは(足腰の立つうちに)おもいっきり遊び暮らす所存です。これって先程の偉そうな話と、もしかして矛盾しているかも。お粗末な1年の締めくくりで自分でも感心しています。

ほんとのみかん 清家農園

平凡に生きて海鼠を噛みしめる