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清家農園みかん山通信(123号)平成29年12月号

仕事の量と実力との差に益々磨きがかかってきました。恐ろしくもはや師走。
雨上がりのみかん山をいくつも跨いで大きな虹が掛かり感動。近所のお寺の銀杏が輝く黄金色になり、庭の紅葉が朱く色付き始め感動。用事で宇和島に行く途中の峠で「おっと危ない高齢者運転」と自戒しつつ、紅葉した山々と冬色の海に見とれてしまい、毎年見慣れているはずなのにまたもや感動&幸せ。営業兼事務おばばは、近眼で老眼の目をしょぼつかせながら背中を丸めてパソコンと倉庫の往復をしているばかりの毎日ですが、田舎暮らしのお陰で家から一歩外に出ると世界遺産級の景色や自然現象に出会い助けられます。3人のみかん穫りさんを連れてみかんの収穫をしている息子が、「穫るみかんが無い」と嘆いています。夫も元気がありません。ただでさえ裏年で余り実っていないみかんが、皮が凸凹柄になるそうか病、2度の台風 カメムシの大発生の三重苦という情け容赦のない現実にみかんも人も青息吐息。唯一の救いは香港からワーキングホリデーで来日し、みかん穫りを手伝ってくれている可愛らしくて働き者の、奇しくも今やっている朝ドラの主人公と同じ名前のてんちゃんの存在です。いつ迄手伝ってくれるのかまだはっきりした事は判りませんが1日も長く働いてくれたら良いのになぁと思っています。年寄り夫婦とトウの立った息子という灰色の暮らしの中に花が一輪咲いたような感じです。あまり大それた希望は抱かないようにしていますが、息子は久しぶりに思い切り英語が話せるので仕事をしながら嬉しそうに会話をしています。高望みかもしませんが、なるべく一日も早く新しい家族が増えてくれることを毎日願っています。どなたか愛媛の海が近い山の手暮らし(つまり田舎暮らしのことです)にご興味の有る独身の女性がいらっしゃいましたら大歓迎いたしますのでご連絡下さい。池袋に近い埼玉のベッドタウンの町育ちの私でも務まっていますのでご心配なく。でも今でこそ近所の若嫁さん達はアマゾンや楽天のお得意さんで何不自由なくお買い物を済ませていますが、それでも車なしでは暮らせない田舎です。松山に住んでいる孫は泊まりに来て夜になると「暗いねぇ」と言いますが「夜は暗いものよ」と答える位暗いです。その代わり月や星は身近になります。映画館もショッピングモールもイオンもありません。有るのはみかん山ばかりです。華やかな都会が好きな人には向いていません。ブランド品を着てもほとんど誰も気付きません。ちょっと買い物と言っても農協きりないので町まで車で10分走るか、生協に注文です。魚屋さんは売りに来ます。東京や大阪に行くには高速で松山まで走り飛行機に乗るか船に乗るか長い橋を渡るかです。東京もニューヨークも同じような感覚の遠い所です。何しろ四国アイランドなのですから。でもちょっと走ると海があり、まるで映画のような景色が何処にもかしこにもあり、安全な野菜を自分で作って毎日のように新鮮な魚が食べられるって凄い贅沢な事なんですよ。あらら、いつの間にか自慢になっていますね。よく考えると景色や食べ物より人間性が一番重要ですよね。トホ!
年の終わりに中身の無い話で恐縮です。皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい。

ほんとのみかん清家農園

あすなろのままに年古る師走かな