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清家農園みかん山通信(104号)平成26年11月号年々歳々歳を重ねるごとに日々やるべき事とやれる事の差が拡がってゆき、人生の残り時間を勘定してみると、この調子では到底間に合わないと焦りながら毎日あたふたドタバタと暮らしています。でもよく考えてみると何をしても間に合わなかったのは子供の頃からだったと思い至り、今更焦っても無駄な抵抗だと判明したのですが、凡人の悲しさ、何の覚悟もできません。ということで開き直ってお天気の良い先日、みかん山で芋炊き(鶏肉、里芋、厚揚げ、こんにゃく、かまぼこ、人参、ごぼうなどをじっくり煮込んだ汁)パーティをしました。前の晩から娘が3人の子連れで手伝いに来てくれました。私は前日から買い物に走ったり夜中の12時まで掛って下ごしらえをしたり、大忙しでした。実はその前に、草だらけでジャングル状態の庭や9月の旅行の片付け残しなどとかなり格闘したのでした。当日はなんと、遠く山口県から往復13時間もかけて来てくださった方もいらして、5家族3カ国二十数人、そのうち子供は8人のそれは賑やかな楽しい宴でしたが、パーティが始まる前の午前中は唐揚げ、キッシュ、かぼちゃサラダ、おにぎりを娘と必死に作ったのですが、山口からいらしたパソコンの師匠(本業・ペンション)が見かねて唐揚げを揚げてくれました。向かいの島から来てくださった宮本さんの奥様はおにぎりを握ってくださいました。もっと台所を綺麗にしておけばよかったと心底思いましたが後の祭り。さて皆さんのご協力でやっと始まったみかん山パーティ、いずれのみかん農家も必死になって極早生みかんの収穫をしているこの時期「なんと呑気なお家だこと」と思われていたかもしれません。でも自他共に認めている変わり者ファミリーなので気にしないことにしました。あちこちとお客様の間を周っているうちに時間が過ぎ皆さんとじっくり話す事は出来ませんでしたが、孫達や子供さん達はみかん狩りやどんぐり拾い、お散歩など自然と仲良くできた楽しいひと時だったようです。楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。明日からは本格的にみかんの収穫です。当てにしていたみかん取りさんに良い仕事が見つかり、またみかん取りさん探しをしなければなりません。3K(きつい、危険、汚い)と迄は言えませんが、みかんは重いですし、ミカンの木から落ちたら怪我をします。日にも焼けます。みかんの季節限定の雇用なので1年中の仕事をしたい人には不向きです。難題ですがあらゆる人脈をフル回転させてみかん取りさんを探さねば!最年少ノーベル平和賞のマララさんの「1人の子供、1人の教師、一冊の本、そして1本のペン」のことば。愛媛&地方大学出身の中村教授のノーベル物理賞受賞、眉唾感がどうしても拭い切れないアベノミクス、貧乏人と大金持ちとの拡がるばかりの格差、チェンジ!のオバマ民主党の大敗北等々、語るべきことは山程あれど紙面が尽きました。 あたふたシコシコ労働に励めることを幸せと思い込んで働くことにいたしましょう。 また夫と喧嘩しました一葉忌 |