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清家農園みかん山通信(78号)平成22年3月号3月になり海の色が明るくなってきました。さくらんぼが満開になったと思ったらあっというまに春の嵐で散ってしまいました。畑が草で覆われ始めました。大根は葉を切り落として鬆(す)入りを防ぎます。花が咲きそうになってきたブロッコリーを毎日せっせと食べています。毎年「もっと早くから食べ始めていたら良かったと後悔するのに今年もやっぱり拳大の小さいうちにはもったいなくて収穫できず、あれよあれよという間に大きくなり過ぎてしまいました。貧乏性とはこの事をいうのでしょうか。昨年は白菜とキャベツを植えるのが遅くなってしまったせいか、今か今かと冬中待っていたにも拘わらず、どちらもついにきちんと巻いてはくれませんでした。しまりなく広がったまま菜の花に成りかけてしまっている白菜とキャベツを見ながら「まるで私みたい」と苦笑しています。苦手な青色申告を提出してやっと春を実感しています。花粉症には辛い時期ですが山菜がおいしい季節です。するべき仕事は山程ありますが、合間を縫って春を楽しもうと思っています。愛媛県では4日、四国電力がプルサーマル発電を開始しました。九州電力に次いで2番目だそうです。電気無しでは生活は出来ませんが、コストが高く、毒性が強く、核兵器に転用が出来る、制御棒が効きにくくなるなど、安全性が確立しているとは言い難いプルトニウム使用の原子力発電はとても心配です。数十q離れているとはいえ、もし事故が起これば風向きによってはこの辺りも被害を受ける可能性があるのです。原発と同じ町に風力発電もあります。元は対照的な隣町同士だったのですが合併で同じ町になりました。風力発電にも全然問題が無い訳ではありませんが、子や孫の将来を思うと単純な私は風車がいいなぁと思ってしまうのです。先祖代々つましく暮らしてきたこの暮らし、この美しい自然を子々孫々、放射能で汚染されて失うようなことがあってはならないと強く願っています。自然と言えばあの急斜面のみかん山、皆さん「きんすま」と言うテレビ番組を視られましたか?吉田町の清家さんと言うことで何人かのお客様からお電話をいただきましたが、残念ながら我が清家農園ではなく友達のみかん山でした。吉田町には清家性が多く、地区によっては全戸「清家」という所もあります。いつもご先祖様に感謝しているのですが有り難いことに、当清家農園は尾根筋が多く平に近いみかん山がほとんどですのでご安心下さい。風もよく当たりますがお日様も終日よく当たりますのでおいしい蜜柑が出来ます。田舎度とのどかさはあのテレビ同様ですので、人情も厚く、海があり山が有り愛媛の宇和島市吉田町はとっても良いところです。是非遊びにおいで下さい。 3月は卒業、入試発表、転勤と人生を左右する転機の訪れる時期でもあります。 思う様にならなかった方もいらっしゃるかもしれませんが、七転び八起き。一生懸命やっていれば道は開ける、、。という考えは楽天的でしょうか。 生きてればどうにかなるさ山笑う |