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清家農園みかん山通信(152号)令和4年11月号

 長く暑い夏が終わり、やれやれやっと過ごし易い秋になったと思う間もなくすでに晩秋。ここ数年春と秋がとても短くなったように感じます。
 皆様お元気でお過ごしでしょうか?みかんに促され、みかん山通信再開です。一進一退、寄せては返す波の如く、しぶとく居座り続けているコロナウイルス。マスクと手指の消毒、体温の計測に違和感すら持たなくなって久しく、子供達が同級生の顔を覚え難くなっている実情。将来子供達にどのような影響が及ぶか心配です。心配といえばウクライナ。「何処まで続くぬかるみぞ」という状態ですが、人間の慣れとは恐ろしいもので、今ではニュースの扱いも小さくなりつつ有ります、
余りに大きな問題に対して取るに足りない些末な話題なのですが、我が家の近況報告です。8月には「学校から夏休み中の友達の家との行き来を禁止されたので、私が仕事で留守の間、ゲームとテレビばかりの毎日で可愛そう」との娘の電話で夫が松山まで4年生の孫を迎えに行き、1週間預かりました。普段ジジババ&おっさんの暮らしなので夫は張り切って孫のあっ君をあちこちに連れて行きました。近くの海では貝採りをしたり、泳いだり、魚やクラゲと遊んだり自然を楽しんだ様子でした。帰宅後、彼が採った(この地域でタマイシと呼んでいる)巻貝を茹でてあげると小指の先ほどの身を苦心して辛抱強く抜き、「自分で採った貝は美味しいね」と嬉しそうでした。市営の屋外流水プールは「スライダーもあったけどじぃじは本を読んでいたので、独りぼっちであまり楽しくなかった」そうな。姉達も友達もいなかったので寂しかったのでしょう。ばぁばの役目はたった1つだけの宿題である俳句を作らせること。隙きあらばじぃじのタブレットでゲームをしようとするのを阻止して、どうやらこうやら10句できました。孫よりもジジババが一番楽しんだ1週間でした。
10月あっ君の姉・明衣(高2)の、コロナで何度も中止になっていた北海道への修学旅行が遂に決行された由。学校でコロナに感染、ギリギリセーフで全快し、念願叶ったと喜び勇んで出発したとの事。私はといえば毎年婦人会で行っている救援衣料、大塚モスクの事務局長ハールーンさんから「今年はパキスタンの洪水被害がひどいので急いでいます」との連絡が入り、送り先をアフガニスタンからパキスタンに急遽変更。何しろたった7人になってしまったオババ婦人会。出来る事に限りが有り送料も持ち寄り。「ほんの少しの協力きりできなくてすみません」と謝ると、「量は問題ではありません、彼等を忘れずに心に思って下さる事が大事なのです」との言葉。正に彼の言う通り、孫たちのような当たり前の子供時代を送れなくなってしまった子供達や故郷に安心して住めなくなってしまった人々の思いを忘れてはならない、と肝に銘じたのでした。10月30日には手作りのクッキーやドーナツのおみやげを何日も掛かって用意し、3年振りに小学生を招き公民館ホールでハロウィンパーティをしました。20年前から続けている行事ですが子供の数が激減し今では半分になっています。でもどちらの行事も来年も出来ますように!12月はみかんの他に「愛マドンナ」もございます。
ご贈答用にも最適です!   

順調に反抗期です青みかん