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清家農園みかん山通信(143号)令和3年2月号

きさらぎ(如月)とても良い響きですね。三寒四温、まだまだ寒い日があり油断できません。北海道のお客様からまだ冷凍庫の中ですとお便りを頂きました。こちら愛媛は暖かい日は厚着していると汗をかきそうな日もあります。勝手に生えた家の前の畑の菜っ葉が皆、菜の花盛りになっています。野菜畑に迄進出してきた水仙の球根を堀り越こし庭のあちこちに投げ棄ててから十数年、今では屋敷の殆どの場所に水仙が咲くようになりました。数十年ぶりの1月の大雪のせいで茎が折れた水仙を腕いっぱい摘んで玄関とトイレに活けました。玄関はもとよりトイレのドアを開けるとむせ返るほどの水仙の匂い。何事も適度というものがあるのですが、ジジババとおっさん(お嫁さん探しています)の家なので加齢臭より良いのではと思う事にしました。
1月は年末の忙しさの後遺症で脳も体も枯渇状態、いわゆる抜け殻になっていました。年年歳歳仕事の処理能力が落ちてきて後ろからシッシッと追い立てられるような感じになってきました。75歳位からスポーツを始めてマスターズで活躍したり大学に入学する人も居るのですから弱音を吐いてはいけないと自分に言い聞かせるのですが、根が怠け者なのか、「家の片付けがしたいなぁ、健康の為にウォーキングもしなければ」と思いながらつい「明日からね」となってしまい、仕事の合間に暇さえ有れば体を休め、本や新聞を読んだりしてしまう、どうにも救われない私です。救われないと言えば、毎日「トランプ云々」とニュースになっていたアメリカの大統領がバイデン氏になり世界中の人々が何となくホッとしていますが、世界中で1億264万人もの感染者を出しているコロナウイルス禍は殆ど全く先が見えず、誰もが恐怖におののいています。家族や親戚、友人知人、あらゆる人々と自由に行き来し、普通に仕事を持ち、勉強が出来、息抜きに趣味や食事や旅行が出来ることがどんなに大切なことか骨身に染みたので、ワクチンが先進国ばかりでなく開発途上国にも行き渡り、コロナ禍が去った後には、皆が今より少しは謙虚になれるでしょうか?ほんの一握りの人間が富を独占し大多数の人々が貧しさの中で生きてゆかなければならない世の中がそう簡単に変わるとは思えませんが、コロナ後が今以上の貧富を産まないよう、人々の心が今より優しくなれるよう願うばかりです。
実は欲と本音を言えば早く温泉でゆっくり骨休めをしたいです。わが町吉田町以外、周り中に温泉が有りますが、万が一のコロナが怖くて行けません。海辺の峠を超えて海を見ながらの塩風呂「浜湯温泉」に行こうか、山際の峠を超えてほっこりと「ぽっぽ温泉」それともやっぱり本格的に別府にしようかと今から、楽しみにしています。息苦しい毎日、せめて楽しいことを想像し、ラジオ体操やエアロビクスなどをして少しでも心身を柔らかくしたいですね。希望を捨てずに暮らしましょう。皆様どうぞお大事になさって下さい。
3月は はるみ せとか ハルカ デコポン ジュースです

水仙や月の雫を香に纏い