清家農園みかん山通信（４０号）平成１６年１月号

号外！！　清家農園減農薬認証取得

　皆様、新年明けましておめでとうございます。楽しいお正月を過ごされましたでしょうか。清家農園は、みかんの収穫が昨年末に終わらなかったので、なんとなく宿題が残っているような少し落ち着かない気分のお正月でした。４日からは早速山でみかんとり、夜はみかん選りと慌しい日常が始まりました。今日、善一がジュースに絞るみかんをトラックで運んでいた時、温泉帰りらしい老夫婦が海の近くで休んでいるのを見かけたそうです。「俺達はいつになったら昼間から温泉に入れる身分になれるのかなあ」とよなべをしている時に言っていました。咄嗟に答える事が出来なかったのがちょっぴり哀しかった私でした。でも、いつまでも元気で働ける事も幸せと言えるのかもと思いました。さて、年頭に当ってたまにはみかんの効用についてなど語らせていただきます。最近の健康志向に伴って結構みかんが見直されております。イギリスの生物学者クレープスが人間が疲れを感じる原理を発見してノーベル賞を受賞しました。
パン、うどん、米、芋類などの炭水化物を食べると乳酸蛋白が発生して、腰痛、肩こり、などを起こし疲れの原因になっている事を発見しました。そして、みかん類に多く含まれているビタミンや クエン酸にこれを抑制する効果があることも判りました。これを（クエン酸サイクル）効果といいます。みかんのビタミンＣはリンゴの10倍もあります。みかん類が動脈硬化の予防や疲労回復になるのはこの為です。みかんのビタミンＣは水溶性で水に溶けるのでとりすぎても体に害は起こしません。じょうのう（袋）を食べると脂肪の吸収を抑え肥満の防止になります。またインシュリンが大量にでることを防ぐので糖尿病の予防になることも解明されました。
「私ももっとみかんをたべなくっちゃ」と思ってしまいました。皆様もどうぞ清家農園のみかんを沢山召し上がってくださいね。（我田引水でごめんなさい）肝心のトップニュース減農薬認証取得について書くスペースが無くなってしまいました。次回をお楽しみに。

雪霏霏と不況の村を埋めるごと