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清家農園みかん山通信(39号)平成16年12月号

 毎年12月号の書き出しは同じになってしまう様な気がします。
皆様、もうすでに12月だなんてあっさり納得できますでしょうか。
私は毎日うかうかと過ごしているせいか、年のせいか(どちらもそうは思いたくないのですが)信じられないと頬をつねってみたくなります。今年中にやり残したことが余りにも多すぎるからです。ついこの間20歳だったはずですのに、まあなんと、先月には56歳になりました。56年も生きさせていただいたと思えばありがたいのですけれど、「どうしてこんなに毎日あたふたとした人生なのかなあ」と、思ってしまいます。自分の能力も年齢もわきまえずに色々な事に興味を持ち過ぎるのかも知れません。で、10月には例年のハロウィン...吉田町の子供達496人がやってきて楽しんでくれました。「おばちゃんは本当は魔法使いなんやろ?」と後日、農協の前で子供に言われた時の嬉しかった事。これだから、忙しくても何日も前から何千個のクッキーを焼いたり、何十人前のお賄いをしたり、髪の毛をちりちりにして黒ずくめのロングの服で竹箒片手に会場をうろついたりした甲斐があると言うものです。ハロウィンの次はみかん山焼肉パーティ。しかも2回。ALT(英語指導助手)、はまちの養殖の漁師(裏の顔は歌人)とか酪農家とか、近所の惜しくも落選されてしまった元県会議員さんとか養護学校の先生とかみんな好き勝手な事を大声でしゃべりつつ、食べまくり飲みまくります。沖の水平線の先には九州が見えます。11月..アフリカンバンドのチャリティコンサート!!引き受けてしまいました。ばかな私..と自覚しつつ毎日切符売りや会場の手配に走り回りみかんの行商に行く暇もありませんでした。当日はお金の勘定をしたり踊ったり大忙し、何とか黒字となりアフリカ難民に寄付が出来ましたヤレヤレ。みかんがいかに健康にいいかを書くつもりでしたのに又もや遊んだお話になってしまいました。みかんの味も雨、雨、の今年の気候でこくがたりませんお詫び致します。

人生訓 骨身に染むや12月